マイアミオープン2回戦でストレート勝ち

　テニスのマイアミオープンは26日（日本時間27日）、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク2位の大坂なおみ（日清食品）が同77位アイラ・トムリャノビッチ（オーストラリア）を2-0で下し、3回戦へ駒を進めた。WTAはマッチポイントで放った強烈なサーブに脚光。実際の動画を公開すると、海外ファンからは「世界最強」「ファンタスティック」などと反響が寄せられている。

　最後はサーブで決めた。全豪オープンから約1か月ぶりの実戦となった大坂。マッチポイント、高く上げたボールを右手で振り抜くと「スパァン!!」と大きな音が会場に響いた。これをトムリャノビッチも打ち返すが、ネットにかけてしまい試合終了。大坂は左手で握り拳を作った。勝者の名前がアナウンスされると、観客の声援にラケットを掲げて応えた。

　実際の映像を、WTA公式ツイッターが「連勝は続く。ナオミ・オオサカがトムリャノビッチを7-6（3）、6-4で倒し、3回戦に進んだ」とつづって公開。目の当たりにしたファンからは「最高だ」「私たちの女王！」「世界最強」「良い仕事ぶりだ」「激しい戦いだったけど素晴らしかった」「ファンタスティックな試合」などとコメントが寄せられている。

　昨年から続く連勝を22に伸ばした大坂は、3回戦で世界ランク95位のニーナ・ストヤノビッチ（セルビア）と対戦する。