紀平梨花は「ロシア3人に割って入る」 ソトニコワが世界選手権“表彰台争い”を展望
フィギュアスケートの世界選手権は24日、スウェーデン・ストックホルムで開幕する。14年ソチ五輪金メダリスト、アデリナ・ソトニコワ(ロシア)が女子シングルを展望。ロシア勢の表彰台独占を予想しながらも「3人娘に割って入るのはリカ・キヒラだけかもしれません」と、紀平梨花(トヨタ自動車)の名前をあげているようだ。
世界選手権が24日に開幕
フィギュアスケートの世界選手権は24日、スウェーデン・ストックホルムで開幕する。14年ソチ五輪金メダリスト、アデリナ・ソトニコワ(ロシア)が女子シングルを展望。ロシア勢の表彰台独占を予想しながらも「3人娘に割って入るのはリカ・キヒラだけかもしれません」と、紀平梨花(トヨタ自動車)の名前をあげているようだ。
ロシアのスポーツ紙「スポルトエクスプレス」は、「ソチ五輪女子シングルの金メダリスト、ソトニコワが来週に行われる世界選手権の展望を語った」との見出しで記事を掲載。17歳で五輪の金メダルを獲得し、昨年23歳で現役引退を表明していたソトニコワは「首を長くして世界選手権が始まるのを待っています」「我々のライバルたちの現在のコンディションは完全に謎です。彼らをとても長い間、見ていません」などとコメントしている。
女子シングルについての展望も語っているようで「筋書きはアンナ・シェルバコワ、アレクサンドラ・トルソワ、エリザベータ・トゥクタミシェワの間での戦いにまとまります。彼女たちみんながメダル受賞者になると思います。どのような順位になるかは神のみぞ知ります」と、表彰台をロシア勢が独占すると予想している。
一方、4回転サルコーや3回転アクセルを武器に持つ紀平については「ロシアの3人娘に割って入るのはリカ・キヒラだけかもしれません。彼女の武器の中にあるエレメンツのコレクションは我々の女子スケーターたちと戦うのを可能にします」と、表彰台争いに加わる力を持っていると指摘している。
ただ「それでも、彼女(紀平)が表彰台にたどり着くかは疑わしいです」とも言及。ロシア女子選手を高く評価することについては「これはむき出しの愛国心ではありません。ことのほか成績に起因しています。大会に次ぐ大会で我々の女子スケーターは単純に自分たちに匹敵するものがいないのを証明しています」と語っている。
(THE ANSWER編集部)