大谷翔平に皮肉屋も感心? 140m弾&160km超剛球に米注目コラム「シンプルに前代未聞」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季のオープン戦で投打に実力を見せている。打っては4本塁打、投げては100マイル(約161キロ)の二刀流に、米国の記者も注目。「皮肉になりがちな世界で想像すらできないことを再びやろうとしている」とコラムで言及している。
ワシントンポストのジェーンズ記者が大谷に注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季のオープン戦で投打に実力を見せている。打っては4本塁打、投げては100マイル(約161キロ)の二刀流に、米国の記者も注目。「皮肉になりがちな世界で想像すらできないことを再びやろうとしている」とコラムで言及している。
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今季オープン戦で昨季投手3冠のサイ・ヤング賞右腕シェーン・ビーバーから飛距離464フィート(約141.4メートル)の一発を放ち、投手としても剛速球にキレのある変化球を投じている大谷。米紙ワシントンポストのチェルシー・ジェーンズ記者は「大谷翔平とエンゼルスを信じる時が来た?」との見出しでコラムを掲載している。
記事ではまず「ショウヘイ・オオタニが、野球界の人間に現代では不可能だと思われていること、皮肉になりがちなプロ野球の世界では想像すらできないことを再びやろうとしている」と、二刀流の完全復活を目指す大谷の挑戦を伝えている。
アリゾナ州での実戦で、140メートルを超える一発を2本放っている大谷。ジェーンズ記者は活躍の度に「野球をよりよく知っている全ての野球ウォッチャーの専門知識を試しているのだ」とつづっている。
大谷に限らず、シーズンインする前にいくら活躍しても、本番で同じように出来なければ意味がないと意見するファンは少なくない。同記者は「彼(大谷)は、最も頑固な皮肉屋に対しても、この時期に感心するという彼らの信条に反するものさえ壊そうとしている」と、そんな人々でも感心させてしまうほどのものを見せていると記載している。
記事では大谷をベーブ・ルースと比較し「彼(ルース)でさえも年を取るにつれて投げることから離れていった。メジャーリーグで両方を上手くこなしている選手は近年いないということを誰もが知っている。シンプルに、それは前代未聞のことだからだ」と二刀流の挑戦に注目していた。
(THE ANSWER編集部)