初登板で11アウト全部三振 20歳“台湾の超新星”に海外驚愕「エグい」「レベル違う」
シーズン開幕した台湾プロ野球(CPBL)に現れた、驚異的なルーキー投手に注目が集まっている。17日のデビュー戦で3回2/3を投げ11奪三振。全てのアウトを三振で奪った。CPBLが実際の投球動画を公開。海外ファンからは「エグい球だ」「レベルが違う」などと驚きの声が寄せられている。
味全ドラゴンズのルーキー、徐若熙の投球に海外注目「歴史にその名を刻んだ」
シーズン開幕した台湾プロ野球(CPBL)に現れた、驚異的なルーキー投手に注目が集まっている。17日のデビュー戦で3回2/3を投げ11奪三振。全てのアウトを三振で奪った。CPBLが実際の投球動画を公開。海外ファンからは「エグい球だ」「レベルが違う」などと驚きの声が寄せられている。
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超大物ルーキーが台湾野球界に現われた。味全ドラゴンズの徐若熙(シュー・ジョーシ)は、中信ブラザーズ戦に先発。初回、最速154キロの直球などでいきなり3者連続三振を奪う。2回は2死一、二塁となる場面もあったが動じる様子はない。ここも外角に力のある直球を投じ、空振り三振で凌いだ。3回2死三塁のピンチも変化球で脱出した。
4回、最後は外角の変化球でこの日11Kとした。全てのアウトが奪三振という離れ業だ。CPBLの英語版公式ツイッターは、徐が記録した全ての三振を動画で公開。1分28秒の映像に、海外ファンからは「最高のヤングピッチャー」「メッツは契約しろ」「ファンタスティックだ」「こいつはアメージングだ」「エグい球だ」「レベルが違う」などと驚きの声が寄せられている。
また、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の公式サイトも「台湾プロ野球でルーキー投手がデビュー戦で11のアウトを全て三振で奪う」と見出しを打って記事を掲載。「味全ドラゴンズの20歳のルーキー投手の徐若熙が台湾野球の歴史にその名を刻んだ。11のアウトを全て三振で奪った」と快挙を伝えている。
記事では、試合後の葉君璋(イエ・ジュンジャン)監督のコメントを紹介。「私たちは今日の彼の投球を70球までと制限を決めていた。4回の2個目のアウトを奪った時点で62球だったので、そこで終わらせた」「彼の身体を守る為になんでもする必要がある。記録よりも彼の幸せがなにより重要だ」と話したようだ。
記事によると、台湾プロ野球史上、1試合11奪三振を記録した投手は、20歳136日の徐が史上最年少だったそうで、本人も試合後には「このような結果は予想してはいなかったです」と明かしたという。この試合は味全が4-0で勝利。徐もMVPを受賞した。台湾野球界に登場した超新星。今後の活躍に期待だ。
(THE ANSWER編集部)