116kg中国ボクサー、試合中の急失速は「軽度の腎不全に貧血」 陣営「深刻だった」
試合後は病院直行、現在は回復「彼は気分が良い」
ウッズ記者は張の共同マネージャー「レーン・ブラザーズ・ボクシング」のテリー・レーン氏を取材したようで、張の失速はスタミナの問題ではなかったようだ。レーン氏は「実はより深刻なものだった。チャンは素晴らしいキャンプを過ごした。理由は分からないが、彼は極度の脱水症状に陥り、それにより試合中に腎臓の機能が低下し始めた。彼の体内の鉄分量が非常に低く、貧血になっていた」と話していたという。
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レーン氏はさらに「血液検査でドクターが心配していた。そして我々を驚かせるいくつかのことが判明した。軽度の腎不全、肝臓のダメージ、貧血だった。CPKのレベルは極端に高かった。怖かったよ。そして不思議でもあった」と驚きの事実があったことも明かしている。
試合後は病院へ急行し、3日間退院できなかったという張。同氏によると頭部と心臓に問題は無かったようで、「本当に良かったよ。現状彼は気分が良い。我々は医療の専門家と、彼に何が起きたのか話しているところだ。しかし彼は復帰するよ。マッチルームはとても支援に協力的だ」ともコメントしているようだ
その後は3度血液検査を受け、全て正常だったという。戦前は世界挑戦への思いも口にしていた張。WBOで8位、IBFで14位と世界ランクに入っている37歳は再浮上できるのか。注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)