3季ぶりトライの五郎丸歩、指揮官は統率力を評価「80~90点の出来」「今後期待できる」
ラグビーのトップリーグ第3節が6日、8会場で行われ、東京・秩父宮ラグビー場ではヤマハ発動機が59-31でNECに勝利。今季限りでの現役引退を表明している元日本代表FB五郎丸歩が3季ぶりのトライを決めるなど、15得点と貢献した。試合後のオンライン会見で、堀川隆延監督兼GMは「100点満点中、80~90点の出来」と35歳を称えた。
ラグビー・トップリーグ第3節
ラグビーのトップリーグ第3節が6日、8会場で行われ、東京・秩父宮ラグビー場ではヤマハ発動機が59-31でNECに勝利。今季限りでの現役引退を表明している元日本代表FB五郎丸歩が3季ぶりのトライを決めるなど、15得点と貢献した。試合後のオンライン会見で、堀川隆延監督兼GMは「100点満点中、80~90点の出来」と35歳を称えた。
開幕3戦目にして今季初出場初スタメンとなった五郎丸。前半に約30メートルを独走し、2017年10月21日のクボタ戦以来となるトライを決めた。後半34分過ぎまでプレーし、5本のコンバージョンキックを決めるなど計15得点。この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出された。
交代時には観客から大きな拍手を浴びた五郎丸について、堀川監督は「100点満点中、80~90点の出来だったんじゃないでしょうか」と評価。「今日のゲームで一番大事なことは、エリアをしっかりとっていくこと、前半20分でコントロールすること。その点で彼のリーダーシップが非常に良かった。(今後も)期待できると思います」とベテランを称えた。
五郎丸は昨年12月に現役引退を表明。開幕から2戦続けてメンバー外だったが、同監督は「(若手だけではなく)ベテランもコンディションがいい選手に関しては、バランスを見ながら起用していきたい」と語った。
(THE ANSWER編集部)