王者レイカーズに勝利したウィザーズは5連勝

　米プロバスケットボール（NBA）のウィザーズに所属する八村塁は22日（日本時間23日）、レイカーズ戦で15得点、6リバウンド、1スティールと活躍した。チームは延長戦の末に127-124で勝利。貢献した八村について、地元メディアはマッチアップした「キング」こと、レブロン・ジェームズを防いだディフェンス面などについて称賛している。

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　ウィザーズは前年覇者レイカーズの本拠地で、2017年シーズン以来3季ぶりとなる5連勝を達成した。米地元テレビ局「NBCスポーツ・ワシントン」のチェイス・ヒューズ記者は、名門撃破の根拠に新鋭コンビの活躍を挙げていた。

　同記者は自身のツイッターで米ニュース番組の動画を公開。「これは大勝利です」と断言し、「ステイプルス・センターで王者を破り、5連勝。今シーズンに正当性を加えることになると思います。11勝17敗という記録よりも優れていることを人々は理解し始めていると思う」と分析。その上で、今回の勝利は2年間の補強戦略の結実と指摘している。

「延長戦ではブラッドリー・ビールとラッセル・ウェストブルックがスーパースターのようなプレーを見せた。第4クォーターにはダニ・アブディヤとルイ・ハチムラという、ここ2年間の1巡目選手がレブロン・ジェームズ相手に本当にいいディフェンスを見せた。貴重な3ポイントを決めた」

　同記者はビールとウェストブルックのスターコンビに加え、八村とアブディヤのドラフト1巡目コンビの奮闘を称えている。「選出したばかりの1巡目の選手が大舞台で大きな役割を担っている。このチームの未来を物語っていると思うし、ファンは楽観的でいるべきだ」。王者相手に示した八村の攻守に渡る奮闘は、地元メディアからも高く評価されている。