大坂なおみ、メンタル面の進化 「全て自分で背負っていた」少女が変化できたワケ
テニスの全豪オープン、女子シングルス決勝で大坂なおみ(日清食品)がジェニファー・ブレイディ(米国)を破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。WTA公式サイトでは快進撃を続ける大坂のインタビューを公開。メンタル面での成長について自身で分析している。
WTA公式サイトがインタビュー掲載、精神面での成長について自己分析
テニスの全豪オープン、女子シングルス決勝で大坂なおみ(日清食品)がジェニファー・ブレイディ(米国)を破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。WTA公式サイトでは快進撃を続ける大坂のインタビューを公開。メンタル面での成長について自身で分析している。
圧倒的な強さでメルボルンで頂点に立った大坂。7試合で落としたセットはわずかに1つだけだった。ミスが出た場面でも我慢して崩れなかった23歳。インタビュアーから大会中の「落ち着き」について問われると、こう答えている。
「確実に言えるのは、何を達成したいのかという明確なビジョンを持っていた。たとえ勝てなかったとしても全てのポイントのために戦っていたという姿勢を保とうとしていた。できる限り努力しようとしていて、それが優勝に繋がった。正直なところトロフィーを獲得できなくても良いかなと思っていた」
コーチのウィム・フィセッテ氏も大坂の精神面で「オープンになった」と評価していたようだが、これについても自身で分析している。
「若い頃は全てを自分で背負っていた。自分のストレスや重荷で周りの人に迷惑を掛けたくなかったから」
チームに対してもなかなか自らの気持ちをさらけ出せなかったようだ。