セリーナ戦後に語った食事に関するエピソードとは…

　テニスの4大大会・全豪オープンは18日、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク3位の大坂なおみ（日清食品）が同11位セリーナ・ウィリアムズ（米国）に2-0（6-3、6-4）で勝利。優勝した2019年以来2度目の決勝進出を果たした。大坂は試合後のインタビューではギリシャ料理に関する新しい“ゲン担ぎ”を明かし、会場を笑いで包んだ。

　難敵セリーナにストレート勝ちした大坂。決勝進出を決めた試合後のコートインタビューでは、前日の食事に関するエピソードをこう語った。

「試合の前日は日本食を食べていたが、昨日の夜はギリシャ料理を食べた。起きたら（ギリシャ出身の）チチパスがナダルに勝っていた。これは何かの兆候かもしれないので（ギリシャ料理を）続けるかもしれません」

　日本食ではなくギリシャ料理を食べた17日、男子シングルス準々決勝ではステファノス・チチパスがラファエル・ナダル（スペイン）に2セット先取されながらも逆転勝利。交流のあるチチパスの勝利に、大坂も驚いたようだ。

　大会公式ツイッターは、このエピソードを語る大坂の動画を公開。内容を文面で紹介した投稿には、劇的勝利を挙げたチチパスがリツイートで反応。すると大坂も「笑　これは新しいゲン担ぎになったの？」と絵文字付きで返信していた。

　2年ぶり2度目の優勝を狙う大坂。20日の決勝では世界ランク24位のジェニファー・ブレイディ（米国）と対戦する。