八村塁、今なら何位? 19年ドラフト組での位置づけを米指摘「少々酷な言い方なら…」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズに所属する八村塁は、2年目の今季もレギュラーとして1試合平均13.2点、5.5リバウンド、1.9アシストを記録している。2019年のドラフトで全体9位指名を受けているが、米メディアは当時のドラフトのやり直し企画を実施。各選手の現在地を確認している。
米メディアが2019年ドラフト組の現状を評価
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズに所属する八村塁は、2年目の今季もレギュラーとして1試合平均13.2点、5.5リバウンド、1.9アシストを記録している。2019年のドラフトで全体9位指名を受けているが、米メディアは当時のドラフトのやり直し企画を実施。各選手の現在地を確認している。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」は「2019年のドラフトをやり直す。ザイオン、ジャ・モラント、他の選手はどこに位置するか?」というタイトルで特集。各選手の現在を考慮し、独自の評価順に並べている。日本人史上初となるドラフト1巡目、全体9位指名を受けた八村だが、やり直し企画ではブルックリン・ネッツが指名権を保有していた17位になっている。
寸評では「ルイ・ハチムラはドラフト19年組で1試合平均得点7位、リバウンドで2位につけている」と優れたスタッツ面を指摘。「悲壮な状況のウィザーズがいきなり先発の役割を託したことも関連しているが、このスタッツはハチムラの強さと競争力によって積み上げられたものだ」と分析されている。
主力として活躍する八村だが、この企画には東地区14位のチーム状況も考慮されているようで「彼の生産性を少々酷な言い方で表現するなら、彼は昨年、低迷するチームでいい成績を残している選手であった」とウィザーズの苦境が強調されている。
記事では八村が「真に有益なスコアラー」になるための課題として、29.8%という3ポイント成功率も指摘。それでも「17位の選手だとしても、毎晩二桁得点を積み重ねて活躍できているなら全く悪くはない」と寸評は締めくくられていた。
なお、八村が指名された9位で評価されたのは、12位でホーネッツに指名されていたPJ・ワシントンだった。
(THE ANSWER編集部)