大坂なおみ、貫禄勝ちも「ちょっと急かされた」 次戦は前年準Vのムグルサと対戦
テニスの全豪オープンは12日、女子シングルス3回戦で世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が、同30位オンス・ジャブール(チュニジア)に2-0(6-3、6-2)で勝利。優勝した19年以来2年ぶりの16強入りを決めた。これで大坂は昨年8月から、2つの試合前棄権を除き17連勝となった。
ストレート勝ちで3回戦を突破
テニスの全豪オープンは12日、女子シングルス3回戦で世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が、同30位オンス・ジャブール(チュニジア)に2-0(6-3、6-2)で勝利。優勝した19年以来2年ぶりの16強入りを決めた。これで大坂は昨年8月から、2つの試合前棄権を除き17連勝となった。
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ジャブールとは公式戦では初対戦。序盤は粘りの展開となった。第1セット、ブレークポイントを握られる苦しい場面もあったが、第1ゲームでは4本のサービスエースを決めてキープ。その後は第6、第8ゲームをブレークし、最初のセットを奪った。
続く第2セットでも、第3ゲームで大坂が先にブレーク。第4ゲームでは188キロのサービスエースを決めた。ドロップショットなどを駆使してきたジャブールから、第7ゲームもブレーク。昨年、コリ・ガウフ(米国)に敗れた3回戦を、ストレート勝ちで突破した。
大坂は試合後の場内インタビューで「楽しかったです。(相手の)ドロップショットがくるかと思って、ちょっと急かされました」と語った。慣れ親しんだ全豪での大会に「いい気分です。ここに来ると皆さんのエネルギーを感じます」とも振り返った。
次戦の相手は、前年大会で準優勝のガルビネ・ムグルサ(スペイン)。8強入りをかけた試合については「全く何も考えていない。今はこの試合をどう勝ったかだけが頭にある。(ムグルサとは)1度だけ練習したことがある。新しい気持ちで頑張っていきたい」と語った。
(THE ANSWER編集部)