快進撃の高梨沙羅 欧州メディアが連日の称賛「世界最高の1人である理由を証明」
ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子個人第7戦は7日、オーストリアのヒンツェンバッハで行われ、高梨沙羅(クラレ)89メートル、92.5メートルの合計234.1点で第6戦に続く2連勝。前日に自身が作った男女歴代最多勝記録を更新する通算59勝目を挙げた。欧州メディアからは連日の称賛が送られている。
W杯連勝で自身の記録を更新、欧州メディアも連日注目
ノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子個人第7戦は7日、オーストリアのヒンツェンバッハで行われ、高梨沙羅(クラレ)89メートル、92.5メートルの合計234.1点で第6戦に続く2連勝。前日に自身が作った男女歴代最多勝記録を更新する通算59勝目を挙げた。欧州メディアからは連日の称賛が送られている。
五輪プレシーズンに高梨が調子を上げてきた。1本目はヒルサイズに1メートルに迫る89メートルでトップに立つと、2本目はさらに距離を伸ばし最長不倒の92.5メートルを記録した。
貫録の2連勝を英スポーツメディア「インサイド・ザ・ゲーム」は「タカナシがヒンツェンバッハで行われたスキージャンプW杯で2連勝」の見出しで打電。本文では「タカナシは広く史上最高の女子ジャンパーの1人と評価されており、キャリアにおいて4度の総合優勝を記録している。そして今日の結果により59度目のW杯優勝を果たした」とこれまで打ち立ててきたキャリアと、新たな快挙に拍手を送っている。
さらにこの日の結果によりW杯総合順位でも首位のマリタ・クラマー(460ポイント=オーストリア)、2位のニカ・クリジュナル(451ポイント=スロベニア)に次ぎ、426ポイントで3位に浮上したことに触れ、「今日の結果により、クリジュナルとタカナシがW杯総合順位でトップに迫った」と伝えている。
また欧州の衛星放送局「ユーロスポーツ」も「日本のスターがオーストリアで59度目の勝利」と報じ、続けて「昨日の優勝から戻ってきたばかりで、タカナシは、彼女は234.1ポイントで勝利し、世界最高の選手の1人である理由を証明した」と称えている。
(THE ANSWER編集部)