大坂なおみが強烈サーブ＆ソフトタッチでポイント奪取

　女子テニスの世界ランク3位・大坂なおみ（日清食品）が3日、ギプスランド・トロフィーのシングルス3回戦（オーストラリア・メルボルン）で同371位ケイティ・ボウルター（英国）に3-6、6-3、6-1で勝利を収め、8強入りを決めた。全豪オープンに向けた前哨戦。WTA公式ツイッターは強弱自在の“意地悪プレー”の動画を公開すると、「これはエグいショット」「これこそ見たいもの」と反響が集まっている。

　相手を弄ぶかのようだ。ゲームカウント1-1の第1セット。大坂は強烈なサーブを繰り出した。なんとかリターンされたボールはネット際へ。猛ダッシュした4大大会3勝の女王は、ちょこんとソフトタッチを披露した。相手コートにポトリ。ボウルターも懸命に追ったが、届かなかった。

　緩急をつけたナイスプレーでこのゲームを奪った。動画を公開したWTA公式ツイッターは「ビッグサーブ、そしてネット際でソフトタッチ」と投稿。海外の実況は「これはエグいショットです。ナオミ・オオサカの素晴らしいホールドでした」と柔らかなタッチを称賛し、海外ファンからも「ナイス！」「これこそ我々が見たいもの」「女王の振る舞いだ」とコメントが寄せられている。