大坂なおみが約5か月ぶりの試合でストレート勝ち

　女子テニスの世界ランク3位・大坂なおみ（日清食品）が2日、ギプスランド・トロフィーのシングルス2回戦（オーストラリア・メルボルン）で同53位アリーゼ・コルネ（フランス）に6-2、6-2で今季初戦を白星で飾った。全豪オープンに向けた前哨戦。WTA公式ツイッターは勝利を決めたシーンの動画を公開したほか、海外記者も「コートで冴えているように見える」と称賛している。

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　第2シードの大坂は4大大会3勝目を飾って昨年9月の全米オープン決勝以来、約5か月ぶりの公式戦。最後は強烈なサーブを放ち、リターンに対してスマッシュをお見舞いした。一度もブレークを許さず白星スタート。これに対し、米記者たちは公式ツイッターで続々と反応している。

　ポルトガル紙「レコード」のジョゼ・モルガード記者は「2021年シーズンを素晴らしい試合でスタートさせた」と注目。ATPツアーで実況などを務めるニック・マッカーベル氏も「ナオミ・オオサカはテニスコートで冴えているように見える」と称賛している。

　米紙「USAトゥデー」のコラムニスト、ダン・ウォルケン氏は「私が見る必要のあったもの全てが見られた。ボールストライキングは100点」と注目。3回戦は世界ランク371位ケイティ・ボウルター（英国）と対戦する。ボウルターは世界ランク48位の16歳ココ・ガウフ（米国）を下した24歳。英公共放送「BBC」でテニスのコメンテーターを務めるデビッド・ロー氏はこうつづっている。

「英国人のボウルターが昨晩、ガウフに素晴らしい勝利を収めた。チャンスを得ようと、1セットを追いかける展開から勝利。そして今、間違いなく世界最高の選手であるナオミ・オオサカに挑む権利を得た」

　勢いある母国選手の挑戦に注目。3回戦は2日（同3日）に行われる。