マジック戦のプレーに現地ファン「プレー時間がもっと必要」

　米プロバスケットボール（NBA）は1月31日（日本時間2月1日）、ラプターズが115-102でマジックに勝利した。渡邊雄太は途中出場で11得点、1リバウンド、1スティール、3ブロックをマーク。第4クォーター（Q）に211センチの相手のシュートをブロックし、味方のカウンターにつなげた実際の動画をラプターズが公開。現地ファンからは「“ビユウタフル”なプレー！」「彼と本契約しなさい！」などと反響が寄せられている。

　渡邊が存在感を見せつけた。第4Q残り9分、211センチのニコラ・ブーチェビッチがボールをリングに叩き込もうとしたところ。相手の正面にスムーズに移動し、タイミングよく跳び上がった。体をぶつけながらも、左手でボールを押し返してブロック成功。拾った味方がターンオーバーで得点した。実況席も「Ohhhhh!!　ワタナベ!!」「ユウタ!!」と大興奮だ。

　実際の動画をラプターズ公式ツイッターが公開。「彼の名はユウタ・ワタナベ。そしてブロック」などと紹介した投稿には、現地ファンから「いいぞユウタ」「ユウタ・ワタナベをオールスターに」「彼にはプレー時間がもっと必要」「ユウタが真のMVP」「なんて“ビユウタフル”なプレー！」「今すぐ彼と本契約しなさい！」「ユウタはカワ（川崎宗則）と同じようなエナジーをもたらしているなどと反響が寄せられている。

　ラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡邊は206センチの26歳。途中出場からアピールを続けているが、この日は11得点と2戦連続で2ケタ得点をマーク。現地ファンからの評価も上昇しているようだ。