短い出場時間でも「ポジティブな影響を与えてくれている」と評価

　米プロバスケットボール（NBA）・ラプターズの渡邊雄太は、27日（日本時間28日）のバックス戦で5得点、7リバウンドを記録。13分53秒の出場時間で貢献した。途中出場からアピールを続ける日本人選手について、NBA公式サイトが特集記事を掲載。「チームで最も優れたリバウンダーの1人だ」などと評価している。

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　ラプターズとツーウェー契約を結ぶ渡邊は、バックス戦で14分に満たない出場時間ながらチーム2位の7リバウンドをマーク。短い出場時間でもアピールしているが、NBA公式サイトは「トロントラプターズのフォワードの努力はチームに貢献してくれるか？」との見出しで渡邊の特集記事を掲載している。

　記事では「ユウタ・ワタナベがトロントラプターズに何をもたらしてくれるのか、まだ良く分からないことも多い。しかし、彼が毎回最大限の努力をしていることは確かに言える」と記載。「チームで最も優れたリバウンダーの1人だ」と評価し、リバウンド率20.7％がチーム3位の数字であることを紹介している。

　身長206センチの26歳・渡邊が今季20分以上出場したのは24日（同25日）のペイサーズ戦（21分2秒）のみ。それでも記事では「ワタナベは短い時間しか毎回出場していないが、しかし、チームにポジティブな影響を与えてくれている。彼が熟練した選手であることを分かってほしい。彼がコート上にいるときは、ラプターズを助けることができるのだ」と記していた。