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波紋呼んだ審判の“不可解行動” 勘違いのUFC女子選手が当惑「2度KOした気がする」

米総合格闘技のイベント「UFC257」が23日(日本時間24日)に行われ、女子の試合で生まれた“勘違いTKO”が話題を呼んでいる。マリナ・ロドリゲスとアマンダ・ヒバス(ともにブラジル)の一戦。ロドリゲスがパンチで倒し、審判が止めに入ったかに見えた場面で勝ったと思い込み、一瞬リング上を闊歩した。米メディアが動画を公開。試合後にはロドリゲス本人も「これ以上殴る必要なかった」などと自身の見解を示している。

マリナ・ロドリゲス(右)【写真:Getty Images】
マリナ・ロドリゲス(右)【写真:Getty Images】

マクレガー前座試合で波紋、選手も意見「これ以上殴る必要なかった」

 米総合格闘技のイベント「UFC257」が23日(日本時間24日)に行われ、女子の試合で生まれた“勘違いTKO”が話題を呼んでいる。マリナ・ロドリゲスとアマンダ・ヒバス(ともにブラジル)の一戦。ロドリゲスがパンチで倒し、審判が止めに入ったかに見えた場面で勝ったと思い込み、一瞬リング上を闊歩した。米メディアが動画を公開。試合後にはロドリゲス本人も「これ以上殴る必要なかった」などと自身の見解を示している。

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 相手はすでに防戦一方だったが……。2回開始33秒の場面。ロドリゲスが左ストレートでヒバスの顎を打ち抜いた。膝から崩れ落ちた相手をここぞとばかりに攻め立てるロドリゲス。うずくまる相手を上から何度も殴りつけると、審判が駆け寄ってきた。決着か――。

 この瞬間、勝利を確信したロドリゲスはヒバスをパウンドの状態から相手を引き離してリング上を闊歩した。しかし審判は試合続行を指示。TKOはまさかの“未遂”に終わった。

 これには実況席も驚きを隠せない様子。ロドリゲスが勝利を確信した瞬間、「まだ終わっていない!」「ハーブ・ディーン(審判)はまだ試合を止めていない!」などと叫び、「なんて状況でしょう!」と興奮気味に伝えていた。

 また、米紙「USAトゥデー」の総合格闘技専門メディア「MMAジャンキー」が公開した試合後の会見では、ロドリゲス自身が該当シーンについて解説。「試合を終わらせたと思った。彼女は動いていなかったし、審判が来て彼は腕を広げていた。だから私はその場を去った。相手をこれ以上殴る必要はなかった」などと述べ、「今夜2度KOした気がする」と自身の意見を示した。

(THE ANSWER編集部)


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