【名珍場面2017】「0.9秒の閃き」― 16歳・久保建英、“天才のゆえん弾”に反響 バルサ復帰の声も?
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は11月のサッカーJリーグでU-17日本代表MF久保建英が決めた「“0.9秒の閃き”のプロ初ゴール」だ。
「スポーツ界の名珍場面総集編」…11月にJ3で久保が決めたプロ初ゴール
2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は11月のサッカーJリーグでU-17日本代表MF久保建英が決めた「“0.9秒の閃き”のプロ初ゴール」だ。将来を嘱望される天才レフティーは、相手クリアを咄嗟の判断から左足ダイレクトで放ったゴール奪取。16歳とは思えない一瞬の閃きで奪ったメモリアル弾の瞬間を、Jリーグ公式Youtubeチャンネルも紹介し、ファンに反響を呼んだ。
才能が一瞬にして煌いた。天才少年たるゆえんを見せつけた。
U-23FC東京として出場したU-23G大阪戦。久保は0-2で迎えた後半17分にピッチに飛び出すと、わずか2分後だった。MF小川が左サイドから攻め上がり、グラウンダーのクロス。相手GKが飛び出して処理に出たが、呼吸が合わず、DFのクリアが中途半端になった。ボールに対し、ペナルティエリア外で走り込んでいたのが、久保だった。
この時、久保には選択肢があった。いったんトラップしてシュート、パスのいずれかを選択、フリーの味方ダイレクトで周囲にパス。しかし、16歳はそのどちらでもなく、ダイレクトでシュートを選択した。GKが戻り切れてないのを見逃さなかったからだ。左足のインサイドで丁寧に振り抜くと、意表を突かれたGKは飛びつくも触れず。そのままゴールに吸い込まれていった。