18m07の大ジャンプ! 三段跳び室内世界新誕生、世界陸連「室内18m超えた初めての男」
陸上男子三段跳びで室内世界新記録が誕生した。27歳のユーグファブリス・ザンゴ(ブルキナファソ)が16日、フランスで行われた競技会で18メートル07をマーク。11年にテディ・タンゴ(フランス)が記録した17メートル92を15センチ更新し、室内では初めて18メートル超えを達成。世界陸連公式ツイッターが記録達成の瞬間を公開し、「素晴らしい1年の幕開けだ」と称賛している。
ブルキナファソ27歳ザンゴ、従来の世界記録15センチ更新の18メートル07
陸上男子三段跳びで室内世界新記録が誕生した。27歳のユーグファブリス・ザンゴ(ブルキナファソ)が16日、フランスで行われた競技会で18メートル07をマーク。11年にテディ・タンゴ(フランス)が記録した17メートル92を15センチ更新し、室内では初めて18メートル超えを達成。世界陸連公式ツイッターが記録達成の瞬間を公開し、「素晴らしい1年の幕開けだ」と称賛している。
世界新記録は静けさが漂う会場で生まれた。ザンゴは勢い良く助走に入ると、踏み切りをドンピシャで合わせた。最後は空中で体を大きく使って投げ出した。着地したのは18メートル付近より先。ワールドレコードを確信した本人は歓喜を爆発させ、会場からは関係者の歓声が響いた。正式記録は18メートル07。従来の記録を一気に15センチ更新してみせた。
世界陸連公式ツイッターは「ブルキナファソのユーグファブリス・ザンゴは室内の三段跳びで18メートル07を記録した。室内で18メートル以上を跳んだ最初の男となった」とレポート。その上で実際の記録達成の瞬間も合わせて公開し、「ユーグファブリス・ザンゴによる、素晴らしい1年の幕開けだ」と称えている。
サンゴは19年世界選手権の銅メダリスト。世界陸連公式サイトではブルキナファソ出身で初の世界記録保持者となり、また男子の跳躍種目でアフリカ出身としても初の世界記録保持者となったことを伝えている。屋外の世界記録は95年にジョナサン・エドワーズ(英国)がマークした18メートル29となっているが、東京五輪を迎える21年の年始早々から明るい話題となった。
(THE ANSWER編集部)