ザギトワ、強すぎる “無欠の天才少女”に海外絶賛「圧倒的勝利と言うに相応しい」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは9日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が自己記録を更新する合計223.30点で逆転V。初出場ながら圧勝を果たした15歳に対し、海外メディアは「圧倒的勝利と言うにふさわしい優勝」「最初のシニアシーズンで無敗を維持」などと絶賛している。
ロシア15歳が初出場GPファイナル圧勝、海外メディアも手放しで称賛
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズは9日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が自己記録を更新する合計223.30点で逆転V。初出場ながら圧勝を果たした15歳に対し、海外メディアは「圧倒的勝利と言うにふさわしい優勝」「最初のシニアシーズンで無敗を維持」などと絶賛している。
圧巻だった。ザギトワは深紅のチュチュの衣装をまとって3回転ルッツ―3回転ループを決めるなど、後半に固めた7つのジャンプを着氷。高難度の構成を見事にこなし、15歳とは思えない強さを発揮した。スコアは147.03点。SPは6人全員が70点超えをマークするハイレベルな混戦だったが、終わってみればザギトワの圧勝だった。
海外メディアも手放しで称賛している。米NBCスポーツは「負傷の世界女王エフゲニア・メドベージェワの15歳の相棒、アリーナ・ザギトワが五輪に向けた最大の前哨戦を制した。6人の超一流が集った大会で自己新記録を叩き出し、最初のシニアシーズンで無敗を維持している」と紹介。シニアデビュー戦からGPシリーズ2戦を含め、4戦全勝という圧倒的な強さを称えた。
さらに「マリア・ソツコワも2位と躍進し、ロシアの三銃士が五輪を見据える」と王国の層の厚さに言及。英スポーツ専門メディア「insidethegame」は「圧倒的勝利と言うにふさわしい優勝の仕方だった」と圧倒ぶりを伝えている。