【名珍場面2017】「1.2秒の衝撃」― 本田圭佑、“あり得ない角度弾”に賛辞「稲妻のホンダ、降臨」
海外メディアも騒然「GKにとってセーブ不可能な角度」「まさに劇的」
メキシコ情報誌「Periódico Zócalo」は「稲妻のホンダ、君臨」と見出しを打って報道。記事では「相手選手に囲まれる中、ゴールキーパーにとってはセーブ不可能な角度にシュートを突き刺した」と賛辞を送った。
スポーツ専門メディア「Azteca Deportes」は「ザ・ケイスケホンダ・ショー」と題し、「マークについた2人に衝撃を与えた」「まさに劇的と言えるものだった」と表現。また、サッカー専門誌「Univision Deportes」は「このアジア人は強烈な印象を残す左足のシュートであり得ない角度へ突き刺した」と難しい体勢からのシュートを絶賛した。
前半44分にもスルーパスに抜け出した本田は、GKとの1対1に左足で冷静に流し込んで2得点目。移籍後初となる1試合2ゴールで5-0の大勝に貢献した。
今年6月にセリエAの名門ACミランを契約満了となり、新たな挑戦を選んだ本田。新天地にメキシコを選ぶ“意外性”も本田らしければ、ド派手なゴールで自身の存在価値を示す“有言実行ぶり”もまた本田らしかった。
本田は現在UAEで行われているFIFAクラブワールドカップに初参戦し、9日の準々決勝でアフリカ王者ウィダード・カサブランカ(モロッコ)と対戦する。世界の舞台でスーパーゴールを決め、日本代表復帰、そしてロシア・ワールドカップのメンバー入りにアピールしたいところだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer