遠藤&渡辺、9か月ぶり公式戦で初戦突破 狙いは連覇「バチバチにやり合うので、好き」
バドミントンの第74回全日本総合選手権大会が22日、東京・町田市立総合体育館で開幕し、男子ダブルスで連覇を狙う遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)が初戦に登場。藤巻嵩寛/早川竣(長野)にストレート勝ち(21-8、21-15)し、順当に2回戦へ駒を進めた。
第74回全日本総合選手権大会、初戦は順当にストレート勝ち
バドミントンの第74回全日本総合選手権大会が22日、東京・町田市立総合体育館で開幕し、男子ダブルスで連覇を狙う遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)が初戦に登場。藤巻嵩寛/早川竣(長野)にストレート勝ち(21-8、21-15)し、順当に2回戦へ駒を進めた。
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2人にとっての公式戦は、3月に優勝した全英オープン以来9か月ぶり。しかも、今大会は無観客開催で例年とは雰囲気が異なり、まるで練習会場のように4つのコートでシャトルを打つ音と、わずかに選手が発する気合いの声が響くだけ。拍手もなく、相手との握手もできないため、試合後は少し所作のない具合だった。渡辺は「緊張しました。それが結構大きかった。練習とは違う、試合の緊張感をすごく感じました。まず勝てたことが良かった」と独特の空間での戦いの感想を語った。
試合がない9か月の間は、それぞれ課題に取り組んできた。筋力トレーニングに注力してきたという渡辺は「日本で練習する期間があったので、個々の力も伸ばせたと思う。(活動自粛期間も)工夫しながら過ごせたので、マイナス面はないと捉えています。筋量も付いて、フィジカル的な部分は伸びているところがあります」と手ごたえを語った。
一方の遠藤は、ネット前に入る動きをブラッシュアップ。ただし、こちらは「やってきたことが合っているかどうかを確認したい。できているかどうかは、別です。今日の感じでは、まだまだです」と実戦で試しながら、イメージと動きの一致に取り組んでいた。