【卓球】福原愛の中国人気話題に SNSフォロワー激増、英メディア「中国人のハート盗んだ」
敗戦にファン悲痛「なぜか分からないけど、あなたが負けて泣きたい」
福原が準決勝で敗退した直後には中国メディア「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」電子版が「中国のネット市民が“ジャパニーズ・ドール”福原愛の肩を持つ」ともレポート。「中国の卓球ディフェンディングチャンピオン、李暁霞は日本の福原愛を4-0で倒しあっさりと女子シングル決勝に駒を進めた――しかし中国のファンからより多くの称賛を得たのは日本のアスリートだった」と伝え、同選手の中国のウェブサイトには59万人のフォロワーがいることを紹介した。
記事によると、敗退後は応援メッセージで埋め尽くされ、「なぜか分からないけど、あなたが負けて泣きたい。もしあなたが銅を取れなかったら本当に泣いてしまいそう」、「こちらにきて、抱きしめさせて。泣かないで」などの書き込みがあったという。
福原と言えば大会序盤に選手村で壊れていたトイレを自分で直したことが話題となったが、この件を自身のウェイボーに中国語で投稿。大きな反響を呼んだ。オリンピック期間中で、ウェイボーのフォロワー数も30万人弱から142万人程にフォロワーが激増し、中国国内でも人気を博している。
現地時間13日に行われた女子団体準々決勝・オーストリア戦では石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツ)とともに地力を発揮してストレート勝ちを収めた。準決勝は同種目でロンドン五輪に続く2大会連続メダルをかけた戦いとなるが、福原の活躍には日本だけでなく中国からも熱視線が送られているようだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer