シングルス準決勝敗退後は「愛ちゃん、泣かないで」がトレンドワードに!?

　リオデジャネイロ五輪の卓球女子シングルスで惜しくもメダルを逃した福原愛（ANA）。準決勝では前回王者の李暁霞（中国）にストレートで敗戦を喫し、3位決定戦でも北朝鮮のキム・ソンイに1-4で敗れた。個人でのメダルまであと1勝が遠かった福原だが、その人気ぶりは海外でも大きな話題となっている。

「中国人のハートを盗んだオリンピアン」として紹介したのは英公共放送「BBC」電子版だ。準決勝で中国人王者に完敗した後、数千人にも及ぶ中国の卓球ファンが中国版ツイッター「ウェイボー」に書き込んだことをレポート。「愛ちゃん、泣かないで」とのつぶやきがトレンドワードとなったことを紹介している。

　記事では「数千の中国人ファンは、『ジャパニーズ・ドール』や『愛ちゃん』の愛称で呼んでいる少女を慰めた。十代で中国・遼寧省のチームにトレーニングのために加入し、中国北部の方言も流暢に使いこなす。またいまだに中国人コーチにとも練習している」と、その経歴等も伝えている。

　また、「ウェイボー」に書き込まれた福原のファンの声も掲載。その中には「私は愛ちゃんに対してとても気の毒に感じている。中国卓球チームは強すぎるので、試合はとてもタフなものだった。それでも彼女はあきらめなかった。そして彼女は長い時間プレーし、得た結果はベターなものだった」など、ベスト4を称賛するものもあった。