[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ロープ際に吹き飛ぶ114秒KO 豪快右の17戦無敗男に米記者称賛「非常に印象的だった」

ボクシングでオーストラリア人選手が見せた開始114秒でのKO劇が注目を浴びている。16日、同国で行われたスーパーウェルター級10回戦で、WBO世界同級2位のティム・チューがボウイン・モーガン(ニュージーランド)に勝利。最初のダウン奪取後、豪快な右オーバーハンドで相手をロープ際に吹き飛ばした映像には「異次元だ」などと海外ファンから反響が寄せられていたが、米記者からは「非常に印象的なパフォーマンスだった」などと称賛が送られている。

衝撃の1回KO勝ちを収めたティム・チュー(左)【写真:Getty Images】
衝撃の1回KO勝ちを収めたティム・チュー(左)【写真:Getty Images】

元王者の父持つティム・チューに地元メディア「精確で力強いパンチ」

 ボクシングでオーストラリア人選手が見せた開始114秒でのKO劇が注目を浴びている。16日、同国で行われたスーパーウェルター級10回戦で、WBO世界同級2位のティム・チューがボウイン・モーガン(ニュージーランド)に勝利。最初のダウン奪取後、豪快な右オーバーハンドで相手をロープ際に吹き飛ばした映像には「異次元だ」などと海外ファンから反響が寄せられていたが、米記者からは「非常に印象的なパフォーマンスだった」などと称賛が送られている。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 本場の識者を唸らせる豪打だ。初回、左右のパンチでダウンを奪ったチュー。相手と再び対峙した直後だった。顔面目掛けて右拳をフルスイング。これがまともにヒットし、モーガンの体はロープ際に吹き飛ばされた。場内は大歓声。レフェリーは即座に両手を上げて試合を止めた。チューは初回KO勝ちに誇らしげだ。

 実際の動画を米放送局「FOXスポーツ」オーストラリア版が公式インスタグラムに公開。コメント欄には「異次元だ」などと反響が寄せられていたが、他の海外メディアからも称賛が送られている。

 オーストラリア公共放送「ABCニュース」は「チューのモーガン相手の114秒ノックアウトは世界タイトル戦への前ぶれ」との見出しで記事を掲載。「チューは彼のフィニッシングパワーへの疑念に対し答え、ニュージーランド人を止めた」「チューは、精確で力強いパンチを当て、モーガンをキャンバスへ倒した」とパワーを見せつけたことを伝えている。

 また、米スポーツ専門局「ESPN」などに寄稿するダン・ラファエル記者は自身のツイッターでチューに言及。「非常に印象的なパフォーマンスだった。私は2019年のトップ20プロスペクトにチューを入れていた。2021年終わりまでに、機会があれば彼は世界タイトルを手にできるだろう」と実力を認めている。

 スーパーウェルター級で主要4団体全てにランク入りしているチュー。元スーパーライト級3冠王者コンスタンチン・チューを父に持つ26歳は、これで17戦全勝(13KO)と無敗をキープした。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集