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【名珍場面2017】ファミスタから飛び出した!? 実写版「ぴの」出現、バントから本塁生還の衝撃ラン

2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は9月に米大リーグで飛び出した「バントから本塁生還の衝撃ラン」だ。セーフティーバントから、一気に本塁生還する選手が誕生。日本の野球ファンにとっては「実写版ぴの」のような仰天シーンをMLBの動画紹介コーナー「Cut4」が公式ツイッターで紹介し、当時はファンに驚きが広がった。

「スポーツ名珍場面の総集編」…9月にMLBで起きた「バント→本塁生還」の珍事

 2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は9月に米大リーグで飛び出した「バントから本塁生還の衝撃ラン」だ。セーフティーバントから、一気に本塁生還する選手が誕生。日本の野球ファンにとっては「実写版ぴの」のような仰天シーンをMLBの動画紹介コーナー「Cut4」が公式ツイッターで紹介し、当時はファンに驚きが広がった。

 まるでファミスタの世界から飛び出したかのようだった。まばたきもできない衝撃の走塁を演じたのは、ツインズのブライアン・ドジャー内野手だ。

 9月23日(日本時間24日)のタイガース戦。それも、初回先頭だった。リードオフマンの右打者ドジャーは2球目、意表を突くセーフティーバントを試みた。しかし、これを懸命に猛ダッシュし、素手で捕球した三塁手カンデラリオの一塁送球が逸れ、右翼ファウルゾーンへ。ドジャーは一塁を蹴って一気に加速した。

 ところが、次の瞬間、異変が起こる。右翼手も二塁手もカバーを怠り、反応が遅れていたのだ。ドジャーは二塁も蹴って三塁へ。そして、ボールを捕球できなかった一塁手が自ら捕りに行き、追いつこうとする頃には三塁も回っていた。驚異的なスピードは落ちることなく、本塁へ突進。最後はヘッドスライディングで突っ込んで生還してみせた。

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