[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

無効試合のマロニー弟に朗報 WBAがフランコとの再戦指令「直ちに行うよう要求」

先月14日に行われたボクシングWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで、無効試合判定に泣いた前王者アンドリュー・マロニー(オーストラリア)。王者ジョシュア・フランコ(米国)との第3戦を求めていたが、WBAは両者に再戦を命じたようだ。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

アンドリュー・マロニー(左)とジョシュア・フランコの試合は無効試合となった【写真:Mikey Williams/Top Rank via Getty Images.】
アンドリュー・マロニー(左)とジョシュア・フランコの試合は無効試合となった【写真:Mikey Williams/Top Rank via Getty Images.】

フランコとの第3戦実現へ、WBAが要求「交渉の期間は30日間」

 先月14日に行われたボクシングWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチで、無効試合判定に泣いた前王者アンドリュー・マロニー(オーストラリア)。王者ジョシュア・フランコ(米国)との第3戦を求めていたが、WBAは両者に再戦を命じたようだ。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 井上尚弥(大橋)に敗れたジェイソンの双子の弟アンドリュー。6月にフランコに王座を奪われていたが、先月ダイレクトリマッチに臨んだ。初回、フランコが右目付近を負傷。顔がラウンド途中から腫れあがった。アンドリューが手数を増やす中、3回途中にドクターチェックで2度目の中断。フランコが試合続行不可能と判断されて試合終了となった。

 負傷が有効打によるものならアンドリューの勝利だったが、20分を超えるビデオ判定で偶然のバッティングと判断された。無効試合で王座奪還はならず、試合後のアンドリューは涙をためながら左ジャブによる有効打だと訴えていた。

 海外の識者からも様々な見解が出ていた問題の一戦。マロニーと契約する米興行大手・トップランク社CEOのボブ・アラム氏は雪辱戦を準備していると示唆していたが、WBAも両者に再戦を要求したという。

 同メディアは「フランコ対マロニーの第3戦をWBAが要求」の見出しで報じ、本文では「WBAはスーパーフライ級王者のジョシュア・フランコと挑戦者のアンドリュー・マロニーの再戦を直ちに行うよう要求した。彼らは交渉のために期間として30日が与えられる」と伝えている。

 再戦を求める公式の文書が、両者をプロモートするゴールデンボーイプロモーションズとトップランク社に送られたようだ。不完全燃焼に終わった前回の試合から再びのダイレクトリマッチ。今度はすっきりした決着を期待したい。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集