金22個フェルプスと松坂大輔に共通点? 米紙特集の伝統療法、その効果は?
現地11日のリオデジャネイロ五輪競泳男子200メートル個人メドレー決勝で前人未到の4連覇を果たしたマイケル・フェルプス(米国)。
今大会4個目、通算22個目の五輪金メダルを獲得したフェルプス
現地11日のリオデジャネイロ五輪競泳男子200メートル個人メドレー決勝で前人未到の4連覇を果たしたマイケル・フェルプス(米国)。最後の自由形で追い上げた萩野公介(東洋大)を振り切り、五輪競泳史上初の快挙を成し遂げた。今大会自身4個目、22個目の金メダル獲得。31歳はまたも世界中にその名をとどろかせた。
そんな「水の怪物」について、米メディアがその体にある複数の“円形の痕”に着目している。
米紙「USAトゥデイ」電子版が伝えたもので、これは伝統療法の一種であるカッピングセラピーによるものだという。記事では5年ほど前からメジャーリーガーにもそのような“痕”が見られるようになったとし、取り入れていた選手の中にメッツ時代の松坂大輔(現ソフトバンク)らの名前を挙げている。当時、松坂は「アスリートとして、出来るだけ長い間プレーをしていたい。そのためには、身体を守っていく方法を探す必要がある。いつもそういったものを探し続けている」とコメントしていたという。
血流や循環機能の改善などに効果があるとされる同療法だが、今回の記事では「効果? そんなことはわからない」と言及を避けており、選手に自信を植え付けるなど精神面への作用が大きいと推測している。