カシメロへ強烈“皮肉” 挑発された同胞王者が大人な対応「あなたを尊敬しています」
五輪出場選手はカシメロに同情「おかしくなっちゃう」
テレビ電話で行われたアンカハスへのインタビューでは、東京五輪にフィリピン代表で出場が決まっているエウミル・マルシアルも登場。カシメロについて「8か月家族の元から離れ、戦いもできなかった彼の状況を想像してみて。おかしくなっちゃう」と話している。
カシメロは4月に米ラスベガスで開催予定だった井上戦のため、2月にマイアミ合宿をスタート。新型コロナウイルスの影響で統一戦は延期となり、9月に同級11位だったデューク・ミカーとの防衛戦でV3を達成。10月になってようやく帰国した。長きに渡る米滞在で、メンタルにも負担がかかっていると指摘しているようだ。
マルシアルは「私たちは色んな場所、貧困からここまで来た身としてお互い助け合っていこう」ともコメント。同郷フィリピンの世界王者へ、落ち着いた言葉を送っていた。
(THE ANSWER編集部)