“レアル挑戦権”の行方は? アジア王者浦和、クラブW杯の戦いに開催国も興味
レアルへの挑戦権はどのチームの手に? 開催国もアジア王者浦和の戦いに注目
「浦和は来月に行われるクラブワールドカップ出場を確定させる6番目のクラブとなった。この大会、最大の注目株はもちろんレアル・マドリードだ。大会は12月6〜12日に開催されるが、浦和は9日に行われる準々決勝からの登場となり、開催国王者アル・ジャジーラとオセアニア王者オークランド・シティの一戦の勝者と対戦することになる」
浦和はヨーロッパ(レアル・マドリード)、オセアニア(オークランド・シティ)、北中米カリブ(パチューカ)、アフリカ(ウィダード・カサブランカ)、開催国(アル・ジャジーラ)に続いて出場枠を確保。12月9日に行われる準々決勝に勝利すれば、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するレアルと対戦することになる。
開催国UAEの同紙もその行方には注目しているようで、「準々決勝の勝者が、欧州王者レアル・マドリードへの挑戦権を手に入れることになる」と記している。
昨年の大会では、Jリーグ王者の鹿島アントラーズが快進撃を披露。決勝では柴崎岳(現ヘタフェ)の衝撃的な2ゴールなどで欧州王者のレアル・マドリード相手に延長戦まで持ち込む善戦を見せた。結果的に試合には2-4で敗れたが、Jリーグ勢が再び“白い巨人”と戦うことになれば、日本サッカー界にとっても大きな出来事だ。
アジアを制した勢いそのままに、浦和がクラブW杯の舞台でも躍動する姿を期待したい。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer