夢の無敗3冠馬対決に海外も注目「ジャパンカップで対決」

　競馬の菊花賞で無敗の3冠を成し遂げたコントレイル（牡3、栗東・矢作）がG1ジャパンカップ（29日、東京・芝2400メートル）に参戦することが決定。すでに出走を表明している牝馬3冠のデアリングタクト（牝3、栗東・杉山）と激突することが確実となった。牡牝無敗の3冠馬対決に海外メディアも注目。「どちらが勝つ？」とファンに呼びかけている。

　史上3頭目となる無敗の3冠馬に輝いたコントレイルと、史上初の無敗の牝馬3冠を達成したデアリングタクト。日本が誇るスーパーホースの夢の対決に海外からも熱い視線が注がれている。

　海外競馬専門サイト「ワールド・ホース・レーシング」の公式ツイッターでは「ジャパンカップで3冠馬が対決！　コントレイル対デアリングタクト。東京競馬場。11月29日。どちらが勝つ？」と注目。「コントレイルならリツイート、デアリングタクトならいいねを」とも添えており、5日の18時の時点ではデアリングタクトがやや優勢な状況だ。

　また米競馬衛星放送ネットワーク「TVG」で解説者を務めるキャンディス・ヘア氏も「米国の競馬ファンへの感謝祭のご馳走。11月28日（現地時間）にTVGで放送されるG1ジャパンカップで、3冠コントレイル対3冠デアリングタクトが！」とツイート。現地で放送されるとあって、注目しているようだ。

　天皇賞・秋で史上最多の芝G1、8勝目を飾ったアーモンドアイ（牝5、美浦・国枝）の動向も注目されており、こちらも参戦となればまさにドリームレースとなる。