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「空白の4秒間」― 空振りGKの“消えたボール事件”に笑撃拡大「この失態は別格」

海外サッカーで、GKがトラップした足元からボールが後方に流れていることに気づかずに空振りし、危うく相手にボールをさらわれかけた珍シーン。今月上旬に発生した“消えたボール事件”は話題を呼んでいたが、FOXスポーツオランダ版は今季の名珍場面として特集。ファンから「守護神の失態だけは他のものとは別格だな」などと再び反響が沸き起こっている。

ドイツ1部で誕生した“あの珍場面”に再び脚光「今季早くも生まれた名場面」

 海外サッカーで、GKがトラップした足元からボールが後方に流れていることに気づかずに空振りし、危うく相手にボールをさらわれかけた珍シーン。今月上旬に発生した“消えたボール事件”は話題を呼んでいたが、FOXスポーツオランダ版は今季の名珍場面として特集。ファンから「守護神の失態だけは他のものとは別格だな」などと再び反響が沸き起こっている。

 その瞬間、ボールは3メートルに後ろにあった。あの珍場面が再び脚光を浴びている。まさかの主人公になってしまったのは、ドイツ1部ブンデスリーガのマインツGKロビン・ツェントナーだ。

 今月4日(日本時間5日)のリーグ第11節、メンヘングラードバッハ戦。前半30分だった。1-0でリードしたマインツのツェントナーはエリア内に転がってきたボールに対し、余裕をもって右足でトラップした。再び、前線に展開しようと状況を見極め、ボールを出そうとした。右足のインサイドで丁寧に振った瞬間だった。そこに、ボールはなかったのだ。

 あるはずのボールの感触がない。異変に気付いたツェントナーは足元に視線をやるとハッとして、すぐさま後ろを振り返った。ボールは2メートルほど後方に転がっていたのだ。これに対し、気づいていたのが相手FWシュティンドル。慌ててツェントナーは戻り、相手と競り合いながらボールをキープ。辛くもゴールを割られず、事なきを得たのだった。

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