「マルセイユルーレットVSシャペウ」 名門対決で美技炸裂「まるで宝石のよう」
ファンは両者を称賛「ダンスを踊っているようだ」「ジダンに見えた」
対するバルセロナの“見せ場”は、その6分後だった。自陣でボールを受けたスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツは、周囲を見渡してパスコースを模索。ユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチがプレッシャーをかけに来たところを、右足の足裏でボールを左にスライドさせ、すかさず反転しながら左足の足裏で進行方向にボールを動かす「マルセイユルーレット」で置き去りにした。現在、レアル・マドリードを率いるジダン監督が現役時代に愛用した美技を操り、味方にボールをつないでいる。
わずか7分間の間に起こった2つの魅惑のプレーを、CL公式インスタグラムもそれぞれ動画付きで紹介している。
今季リーグ戦12ゴールで得点ランク3位につけるディバラの「シャペウ」は再生回数44万回以上で、ファンも「セカンド・メッシ」「些細なプレーも一級品」「ダンスを踊っているようだ」「まるで宝石のようなプレーだ」と称賛。一方、ブスケッツの動画は再生回数58万回以上とディバラを上回り、「このポジションにおいては彼が世界最高の選手」「ジダンに見えた」「彼がこれだけ落ち着いてプレーしてくれることがバルサ最大の強み」「美しきマスター」とこちらにも技術を称えるコメントが多く寄せられた。
両者が見せたプレーは、スコアレスドローに終わった試合に魅力を与える貴重なものになったと言えるかもしれない。