昨年10月のレジェンドマッチで起きた珍事に海外「イエローの意味とは」

　海外サッカー、イタリア1部セリエAなどで活躍した元ブラジル代表MFカカが、昨年10月に巻き込まれたハプニングが再び話題となっている。イスラエル・ハイファで同国とブラジルの平和を祈願し、両国の元代表選手が出場したレジェンドマッチが開催されたが、試合中にイスラエル人の女性審判がカカにイエローカードを提示。その後、まさかの行動に出た実際の動画を米メディアが公開すると、海外ファンからは「これはジョークなの？」「見たことないよ（笑）」などと反響が寄せられている。

　カカへの行為で注目を集めたのは、女性主審リラーク・アスリン氏だった。後半5分、カカのドリブル中に笛を吹き、突然イエローカードを提示。すると、ポケットからスマートフォンを取り出し、セルフィー機能を利用して2ショット写真を撮り始めたのだ。カカも撮影に応じて顔を近づけ、無事終了。アスリン氏は満足そうな表情を浮かべた。

　実際の動画を米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」公式インスタグラムが公開。文面には「この審判がカカにイエローカードを出して自撮りをした出来事は決して忘れられない」とつづり、昨年の出来事に再注目している。

　動画は1日が経過して290万再生を突破。公式戦では考えられないシーンだっただけに、海外ファンからは「これはどういうことなんだ」「本当の試合で起きた出来事なの？」「驚くばかりだ」「これはジョークなのか？」「イエローの意味とは」「こんなの見たことがないよ（笑）」「ばかばかしいな！」などと様々な反響が寄せられていた。なお、優しい振る舞いを見せたカカはブラジルの4-2の勝利にも貢献した。