そして、彼はいなくなった… 超人中堅手の“犬神家キャッチ”に米絶賛「歴代最高だ」
3秒の空白の後、掲げられたグラブ…ファン絶賛「勇気あるプレーに心からの賛辞を」
そして、およそ3秒の空白の後、顔を見せて掲げたのはボールが入ったグラブ。見事にアウトを成立してみせたのだ。MLB公式ツイッターは「MLB最優秀守備賞はとても素晴らしいものだった。もう一度、見るのにも値する」と題し、動画付きで紹介している。
グラウンド側からの映像ではクルッと回転した後、両足が完全に逆さに直立した“犬神家”状態となっている。そして、ブルペン側では捕球した後、一瞬、逆立ちするようになりながら右手でフェンスを掴み、体をひねりながら着地を決めている。突然の出来事に敵であるレッドソックスのスタッフも慌てて、サポートに身を乗り出したほどの衝撃だった。
13年にリーグ優勝決定シリーズでレッドソックスの主砲オルティスの大飛球に対し、タイガースの名手ハンターも同様に飛び込んだが捕球できず、“犬神家ホームラン”と日本でも話題を呼んでいた。しかし、今回は見事にキャッチ。信じられないプレーを目の当たりにしたファンもコメント欄では改めて称賛の声が殺到している。
「本当にアメージングだった。ボストンファンは彼の虜!」
「ファンタスティックキャッチ!」
「歴代でも間違いなくベストキャッチの1つだ」
「OK、実際このプレーを打ち負かすのはハードすぎたしね」
「勇気あるプレーに心からの賛辞を」
史上最高のキャッチとの声も上がったジャクソンの大ファインプレー。その言葉通り、今年に限らず、メジャー史に残りスーパープレーとなっただろう。果たして、来年はどんな美技でファンを沸かせてくれるのか。ジャクソンのプレーから目が離せそうにない。