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本田真凜、“曲違い”ハプニング乗り越えた即興演技が米でも話題「小さなマジック」

フィギュアスケートの東京選手権の女子フリーが10日に行われた。本田真凜(JAL)がハプニングを乗り越えて、即興で滑り切った驚異のアドリブ力が「マリンの小さなマジック」と海外でも話題を呼んでいる。

本田真凜【写真:Getty Images】
本田真凜【写真:Getty Images】

東京選手権フリー、冒頭でエキシビションの曲が流れるハプニング

 フィギュアスケートの東京選手権の女子フリーが10日に行われた。本田真凜(JAL)がハプニングを乗り越え、即興で滑り切ったアドリブ力が「マリンの小さなマジック」と海外でも話題を呼んでいる。

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 前代未聞の舞に注目したのは米国の名物記者、ジャッキー・ウォン氏だった。ツイッターで「マリン・ホンダの小さなマジック。彼女はエキシビションの音楽を間違ってフリーで提出してしまった。そして、なんとかその場の即興で12の全エレメンツを組み込んだフリースケートの演技を生み出したのだ」と称賛した。

 本田のフリー曲は映画「ラ・ラ・ランド」のはずだったが、リンクに鳴り響いたのはエキシビションの曲だった。不安そうな表情を浮かべながら審判席に近づいた本田。だが、そこから即興で演技を構成し、冒頭の3回転トウループ、連続ジャンプなど華麗なスケーティングを披露した。

 失格の危機から一転、フリーは93.66点。ショートプログラム(SP)を合わせて合計140.95点で7位に入り、11月の東日本選手権へ駒を進めた。大ピンチから一転、見事な対応力を披露した本田。「小さなマジック」と海外でも称賛を呼んでいる。

(THE ANSWER編集部)


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