[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

体操男子日本の団体金を世界も称賛、内村は「全ての時代を通して世界最高」

現地8日(日本時間9日)に行われたリオデジャネイロ五輪の体操男子団体総合決勝で日本(加藤凌平、白井健三、田中佑典、内村航平、山室光史)が2004年アテネ大会以来、3大会ぶりの金メダルを獲得した。

20160809_japan-gymnastic

米紙「中国を王座から押しのけた」

 現地8日(日本時間9日)に行われたリオデジャネイロ五輪の体操男子団体総合決勝で日本(加藤凌平、白井健三、田中佑典、内村航平、山室光史)が2004年アテネ大会以来、3大会ぶりの金メダルを獲得した。計274.094点と2位ロシアに2点以上の差をつける勝利を海外メディアも大きく報じている。

 米紙「ニューヨーク・タイムズ」電子版は「コウヘイ・ウチムラが日本を体操金メダルに導いた。中国を王座から押しのけた」との見出しでレポート。「日本と中国は長年体操のライバル関係だった。中国は08年、12年と金メダルを獲得したが、日本は、ウチムラという全ての時代を通して世界最高の体操選手がチームをまとめた」と称賛し、「最後の床運動ではシライが傑出し、カトウも良い演技で続いた。ウチムラの15.600の得点が金メダルを決定づけた」と日本選手が好演技を見せたことを伝えた。

 またカナダのテレビ局「CBC」電子版は「コウヘイ・ウチムラが日本を体操団体男子金メダルに導く」との見出しで速報。「彼が最大のライバルである中国に打ち勝てるか、このことについては議論の余地がない。彼の実力は疑いようがない。コウジ・ヤマムラ、リョウヘイ・カトウ、ユウスケ・タナカそしてケンゾウ・シライもとても良かった」と報じ、記事の中で3位に終わった中国の張成龍は「日本の選手と比べて、僕らはやや出来が悪かった。でも、本当に僅かな差だったけどね」と語っている。

 また、リオ五輪公式サイトでは「日本はムラのあるスタートだったが、オリンピックの頂点に戻った」との見出しで日本の安定した演技をレポート。予選の鉄棒で内村が落下するなどミスが出たことに触れつつ、「日本は月曜日の8チームによるファイナルで、よりシャープな動きをする必要があることがわかっていて、ミスの危険がほぼなかった」と決勝の演技を称えている。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集