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バド日本代表が7か月ぶり国際大会へ出発 ナガマツペア「内容にこだわり優勝を」

7か月ぶりとなるワールドツアーに向け、バドミントン日本代表が10日に日本を発った。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ワールドツアーは3月下旬の全英オープン(スーパー1000)を最後に中断。日本代表が参加するデンマークオープン(10月13日~18日、オーデンセ)がツアー再開の場となる。出国前に取材に応じた女子ダブルス「ナガマツ」ペア(永原和可那/松本麻佑=北都銀行)は「最初から最後まで内容にこだわりながら、優勝を目指して頑張りたい」(松本)と意気込みを語った。

出発前に取材に応じた永原(左)と松本【写真:平野貴也】
出発前に取材に応じた永原(左)と松本【写真:平野貴也】

ツアー再開のデンマークOPに参戦、選手ら出発前に取材に応じる

 7か月ぶりとなるワールドツアーに向け、バドミントン日本代表が10日に日本を発った。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ワールドツアーは3月下旬の全英オープン(スーパー1000)を最後に中断。日本代表が参加するデンマークオープン(10月13日~18日、オーデンセ)がツアー再開の場となる。出国前に取材に応じた女子ダブルス「ナガマツ」ペア(永原和可那/松本麻佑=北都銀行)は「最初から最後まで内容にこだわりながら、優勝を目指して頑張りたい」(松本)と意気込みを語った。

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 女子ダブルスは、3組で東京五輪の代表枠を争っていたが、出場権争いで3番手に位置していた2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストの高橋礼華/松友美佐紀(日本ユニシス)がペアを解散(※高橋が引退)。2番手に位置するナガマツペアは、日本勢3番手へ転落する可能性がなくなり、世界ランク8位以上で日本勢2番手以上という東京五輪の出場権獲得条件を満たすことが確実となった。永原は「タカマツペアは、日本を引っ張ってくれた存在。いなくなって寂しい気持ちもありますが、今度は自分たちがタカマツペアのような存在になれるように頑張りたい。先輩たちの気持ちも、引き継いでいけるように頑張れたらなと思います」と気持ちを改めた。

 今大会では、ナガマツペアと日本勢のトップである福島由紀/廣田彩花(丸杉ブルビック)の優勝争いが展開される可能性が高い。ワールドツアーで2番目のスーパー750という高い格付けであるにもかかわらず、出場辞退者が続出(※東京五輪の出場権争いには影響しない)。コロナ禍の状況を考慮して、世界ランク上位者の出場義務も課せられておらず、中国、韓国、インドネシア、マレーシア、タイといったアジアの強国から選手がエントリーしていない。デンマークにおける感染者が増えたことが影響し、日本も男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)ら多くの選手が出場を辞退。当初は選手23人がエントリーしていたが、最終的には3種目6人での遠征となった。永原は「デンマークでも感染予防対策をしっかりと取ってくださると聞きましたし、最後まで迷った部分はありましたが、こちらも予防を徹底して出たらいいかなということで、参加することにしました」と最終判断に至った心境を語った。

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