ホンダが2021年限りでF1撤退 代表取締役は感謝「素晴らしいチームに恵まれた」
F1に参戦しているホンダは2日、来季2021年シーズンをもって撤退すると発表した。
2015年から復帰し、ここ2シーズンで5勝
F1に参戦しているホンダは2日、来季2021年シーズンをもって撤退すると発表した。
オンラインでの緊急会見に登場した八郷隆弘代表取締役社長は「参戦当初は性能や信頼性で苦戦し、厳しい戦いが続きましたが、航空機エンジンの技術を生かした性能向上や、量産技術を活用したエンジンの燃焼効率向上など、“オールホンダ”の総力を発揮することで、競争力を大幅に高めることができました」と説明した。
ホンダは2015年からパワーユニット供給でF1に復帰。18年からスクーデリア・トロロッソ(現スクーデリア・アルファタウリ)へパワーユニットを供給し、2019年からはレッドブルレーシングとのパートナーシップも開始した。
八郷代表取締役社長は、昨季3勝を挙げ、今季もすでに2勝していることに触れながら、現在のパートナーである両者に対して「大きな目標としてきた優勝を実現できたことに対し、レッドブルレーシングとスクーデリア・アルファタウリの両チームには、改めて感謝したいと思います」と語り、F1とチームを支援してくれたファンへも感謝を示した。
(THE ANSWER編集部)