エネイブルに死角は? デットーリは「プレッシャーはない」と断言も…懸念は重馬場
昨年も重い馬場が影響、デットーリは懸念「馬場はヘビーな状態になるだろう」
史上初の3連覇に挑んだ昨年のレースでは欧州の主要ブックメーカーが2倍以下のオッズをつける断然の支持を集めたが、ラストの100メートルで外からヴァルトガイストに差されまさかの2着に終わっていた。
本番は道悪が濃厚。不良馬場に近い重馬場で開催されることになりそうだが、世界的名手は「馬場はヘビーな状態になるだろう。昨年のような状況にならないように祈るだけだ。だから良いポジションを取ることが大切だ。馬場の状態は非常に大切な要因だ。エネイブルは馬場の状態に上手に対応できていることを示している」と話しているという。
デットーリは昨年の敗戦も重い馬場の影響を認めていた。力が衰えてもおかしくない6歳の秋。決して簡単な状況ではない中で、歴史的名牝はロンシャンで閃光のような輝きを放つことはできるだろうか。
(THE ANSWER編集部)