エネイブルに死角は? デットーリは「プレッシャーはない」と断言も…懸念は重馬場
競馬の凱旋門賞(仏G1、芝2400メートル)は現地時間4日に行われる。最大の注目はエネイブル(牝6・英国)だ。3連覇を狙った昨年は2着に敗れたが、引退を撤回し3度目の制覇を狙っている。主戦のフランキー・デットーリは「プレッシャーはない」と断言している。英メディアが報じている。
凱旋門賞の大本命、歴史的名牝の3勝目へ向けた障壁は?
競馬の凱旋門賞(仏G1、芝2400メートル)は現地時間4日に行われる。最大の注目はエネイブル(牝6・英国)だ。3連覇を狙った昨年は2着に敗れたが、引退を撤回し3度目の制覇を狙っている。主戦のフランキー・デットーリは「プレッシャーはない」と断言している。英メディアが報じている。
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最大のライバルと見られていた3歳牝馬ラブが出走取消。より死角がなくなったように見られる中で、主戦を務める名手デットーリも自信をのぞかせている。
英競馬番組「レーシングTV」の公式サイトでは「エネイブルは既に歴史に名を刻んでいて、プレッシャーはないとデットーリが語る」との見出しで鞍上の言葉を伝えている。
「私たちはキングジョージで3度目の優勝を果たしたことで、何か歴史的なものに名を刻んだ。率直に言って、昨年感じたプレッシャーはもうない。それはパリでは新型コロナウイルスの影響で観戦者が少なくなるからというわけではない。本当の理由は既に失望というものを経験しているからだ。キャリア最悪とも言える敗北を経験した。エネイブルも意気消沈しているかのようだった」