ドラフト1巡目選手がホームレスになっていた 古巣オーナーからの救いの手が米で話題
NBAでドラフト1巡目で指名されたかつての逸材がホームレスになるという事態に、古巣クラブのオーナーが救いの手を差し伸べたことが話題を呼んでいる。米メディア「TMZ」が報じている。
セルティックスに1巡目指名されたウェスト
NBAでドラフト1巡目で指名されたかつての逸材がホームレスになるという事態に、古巣クラブのオーナーが救いの手を差し伸べたことが話題を呼んでいる。米メディア「TMZ」が報じている。
悲劇の主人公は2004年のNBAドラフトでボストン・セルティックスから1巡目全体24位で指名されたデロンテ・ウェスト。NBAではキャバリアーズなど6球団でプレーし、キャリア通算1試合平均9.7得点、3.6アシストという結果を残している。
生涯賃金1600万ドル(約16億9000万円)を稼いだはずのスターは引退後に身を持ち崩していた模様だ。かつての実力者は37歳の現在、ホームレスとなり、ソーシャルメディア上では路上で物乞いをしている画像が流出していた。
苦境のウェストに救いの手を差し伸べたのが、2011-12年シーズンに所属したダラス・マーベリックスのオーナー、マーク・キューバン氏だった。
ウェストと連絡を取ったキューバン氏はテキサス州のガソリンスタンドでかつての所属選手を車でピックアップ。記事よると、同氏はウェストのために宿舎を用意し、リハビリ費用の提供も申し出ているという。
困窮の日々がソーシャルメディア上で公開されるたびに、多くの関係者から連絡を求められていたウェスト。かつて観衆を魅了した実力者はキューバン氏の助力を受けて、人生の再出発を果たすことができるだろうか。
(THE ANSWER編集部)