独サッカーで「37-0」 衝撃スコアが生まれたワケに米注目「たった7人が試合に出場」
ドイツのアマチュアサッカーの試合で、37-0という驚愕のスコアが記録された。ブンデスリーガを1部リーグとし、11部にあたるクライスリーガでの一方的なゲームとなった理由について米スポーツ専門局「ESPN」がリポート。敗戦チームが試合放棄の罰金を避けるため、試合に7人で臨んだことなどを伝えている。
7人だけで試合に臨んだ理由とは…
ドイツのアマチュアサッカーの試合で、37-0という驚愕のスコアが記録された。ブンデスリーガを1部リーグとし、11部にあたるクライスリーガでの一方的なゲームとなった理由について米スポーツ専門局「ESPN」がリポート。敗戦チームが試合放棄の罰金を避けるため、試合に7人で臨んだことなどを伝えている。
なすすべなく、次々と失点を喫した。ゴール正面からのグラウンダーのシュート、ゴール正面にパスが通り、GKと1対1の状況からの得点……一方的な展開だ。リードを広げられているチームは、どこか動きがぎこちない。よく見ると、相手に比べてピッチ上の人数が少ない。相手からボール奪取に動くこともほとんどしていないようだ。
「ESPN」によると、敗れたチームはSGリップドルフ/モルツェンII。「新型コロナウイルスの感染者と接触した相手チームと社会的距離を取る為に、たった7人の選手を日曜日(12日)の試合に出場させ、37-0で敗れた」と、実際の動画とともに記事で伝えている。
一方的な試合の背景には、37点を奪ったSVホルデンシュタットIIの選手が過去の試合で新型コロナの感染者と接触していたことがあるようだ。記事では「検査結果は陰性だったが、14日間の期間のうちだったのでリップドルフの選手たちは安全だと感じなかった」と記している。