“クーラーボックスの悲劇”!? 監督が試合中にリフティングのち転倒の珍事で海外笑撃
選手よりも監督が目立った!? 英紙「タッチライン際でスポットライトを奪った」
一連のシーンを、米FOXスポーツアジア版は「ショーを披露しようと試みた時、それが滑稽な方向へと逸れてしまうこともある」とユーモアたっぷりにつづり、動画付きで紹介。映像では、実況も口調を強めて目の前で起こった出来事を伝えている。
英紙「ザ・サン」は、「ザンビアのウェドソン・ニーリエンダ監督がカメルーン戦、タッチライン際でスポットライトを奪った」と取り上げ、「ボールが彼の足元へと転がってきた次の瞬間、誰もが予測し得ない出来事が起きた…それは彼自身もそうだ」と記して状景描写を続けた。
「ニーリエンダは背後にあったクーラーボックスへと突っ込み、ドラマチックに崩れ落ちていった。高級なスーツを汚すことを避けるためには、機動性を生むためのキャスターをクーラーボックスにつけるべきだったかもしれない。彼は慌てて立ち上がると、笑顔を見せ、まるで自分の凡ミスに拍手を送っているようだった」
テクニカルエリアでの“珍事”で言えば、Jリーグでも2009年に当時名古屋グランパスの監督だったドラガン・ストイコビッチ氏が、タッチラインを割ったボールを革靴のまま敵陣に“シュート”し、綺麗な放物線を描いてゴールネットを揺らして退席処分になった例がある。しかし、転倒劇はやはり特殊。ニーリエンダ監督にとっては、2-2で勝ち切れなかった試合よりも、自身の転倒劇のほうを悔やんでいるかもしれない。