ムセッティがワウリンカに続き格上撃破

　男子テニスの世界ランク35位・錦織圭（日清食品）は17日（日本時間18日）、イタリア国際シングルス2回戦で同249位のロレンツォ・ムセッティ（イタリア）に3-6、4-6でストレート負けを喫した。金星を挙げた18歳のバックハンドでのダウンザラインには思わず拍手。実際の映像をATP公式中継サイト「テニスTV」が紹介。海外ファンからは「こりゃ驚いた」「彼は止められない」などと喝采が上がっている。

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　錦織を翻弄した。第2セットの第8ゲーム。ムセッティのサービスからラリーがスタート。強烈なフォア、ボレーで錦織を前後左右に揺さぶる。日本のエースも強烈なフォアを返すが、ムセッティも懸命に食らいつく。チャンスボールを錦織がボレーで狙ったが、これを読んでいたのかムセッティは渾身のバックハンド。ライン上ぎりぎりに決まる、見事なダウンザラインを決めた。

　このショットに錦織も思わず苦笑い。そして称えるように拍手を送った。テニスTVの公式ツイッターも「ロレンツィオ・ムセッティはとんでもない。あまりにも良すぎて、ニシコリも拍手」と称賛を添えて動画付きで公開。新星のスーパーショットを目の当たりにした海外ファンからも喝采が起きている。

「間違いなく注目選手」
「将来有望だ」
「こりゃ驚いた」
「スター誕生」
「彼は止められない」
「素晴らしい」
「全仏オープンが楽しみだ」

　1回戦では同17位のスタン・ワウリンカ（スイス）にストレート勝ち。イケメンぶりも注目を集めるテニス界のニュースターがイタリアで旋風を巻き起こしている。