八村同僚のビールが不満 オールNBA入りならず、米同情「最も冷遇された選手」
米プロバスケットボール(NBA)は16日(日本時間17日)、2019-20レギュラーシーズンのオールNBAチームを発表。ファーストチームにレイカーズのレブロン・ジェームズらが選出される中、ウィザーズで好成績をマークしていたブラッドリー・ビールは同チーム入りを逃した。ビールはツイッターで不満を表すツイートをしたほか、複数の米メディアから「ビールは最も冷遇された選手」などと同情的な声があがっている。
ビールはツイッターで不満「馬鹿げている!」
米プロバスケットボール(NBA)は16日(日本時間17日)、2019-20レギュラーシーズンのオールNBAチームを発表。ファーストチームにレイカーズのレブロン・ジェームズらが選出される中、ウィザーズで好成績をマークしていたブラッドリー・ビールは同チーム入りを逃した。ビールはツイッターで不満を表すツイートをしたほか、複数の米メディアから「ビールは最も冷遇された選手」などと同情的な声があがっている。
ビールは今季、キャリアハイの平均30.5得点、6.1アシストをマーク。右肩の故障で新型コロナ禍明けのリーグ再開後は欠場したが、八村塁らとともにチームを牽引した。しかし、100人のスポーツ記者と放送関係者による投票では計32ポイントに終わり、オールNBAチーム入りを逃した。
これにビールは納得がいかないようだ。自身のツイッターで過去に投稿した、キングスなどで活躍したデマーカス・カズンズが「馬鹿げている!」と話しているGIF動画を再投稿。米スポーツ専門局「ESPN」のNBA専門アカウントは「ビールは、少なくとも1試合平均30得点、6アシストを記録しながら、オールNBAに選ばれなかったNBA史上初の選手に」とツイートしたほか、複数の米メディアが同情的な意見を寄せている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のウィザーズ番フレッド・カッツ記者は「ビールがオールNBAに選ばれなかったガードの中で最多得票選手に。セカンドチームに3票、サードチームに23票だった。ビールは昨季もオールNBAに選出されなかった選手の中で最多得票選手だった。慣れ親しんだ領域だ」と再びの悲劇であったことを紹介している。