二盗から一気に生還 ダル同僚名手の“神走塁”に米称賛「大好き」「見ていて楽しい」
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は15日(日本時間16日)、本拠地インディアンス戦に先発。7回で3失点と粘投し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、救援投手が打たれてメジャートップの8勝目はならなかった。チームは6-5でサヨナラ勝ちした一戦でMLBが注目したのはハビアー・バエズ内野手の神走塁だ。二盗を試みると、相手のミスを逃さず一気に本塁生還するシーンを動画付きで公開。米ファンの称賛を浴びている。
足で得点もぎ取ったバエズに続々称賛の声
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は15日(日本時間16日)、本拠地インディアンス戦に先発。7回で3失点と粘投し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、救援投手が打たれてメジャートップの8勝目はならなかった。チームは6-5でサヨナラ勝ちした一戦でMLBが注目したのはハビアー・バエズ内野手の神走塁だ。二盗を試みると、相手のミスを逃さず一気に本塁生還するシーンを動画付きで公開。米ファンの称賛を浴びている。
足で1点をもぎ取った。1点リードの8回1死、一塁走者のバエズはスタートを切った。捕手のレオンの送球がそれ、遊撃のリンドーアが捕球できない。ボールが外野まで転がっていく。だがカバーに入った中堅手のデシールズの動きが緩慢なことを確認すると、バエズは加速。三塁を蹴って一気に本塁を狙った。
慌てたインディアンスは中継プレーも乱れ、バエズは生還。値千金の追加点を足で稼ぎ出した。MLBの公式ツイッターでは「ハビエルが何もないとところから得点を生み出した」と称え、動画付きで公開。スキを逃さない走塁に、米ファンからは喝さいが上がっている。
「彼が大好きだ」
「野球界で最もワクワクさせてくれる選手」
「バエズがバエズっただけ」
「見ていて楽しい」
「なんという選手だ」
「ハッスルプレー!」
バエズへの称賛が相次ぐ一方で、「リトルリーグみたいなお粗末なプレーだ」「酷い送球だからセーフになるでしょ」「中堅手は眠っていたんじゃないか」などと緩慢な守備への指摘も少なくはなかった。
9回に追いつかれ、ダルビッシュの勝ちは消滅してしまったが、その裏にサヨナラ勝ち。終わってみれば大きかったバエズの好プレーだった。
(THE ANSWER編集部)