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78km超遅球を本塁打 衝撃の珍記録に米驚愕「すごい山なりだ」「下投げ?」

米大リーグで衝撃の珍記録が生まれた。ブルージェイズの内野手サンティアゴ・エスピナルが15日(日本時間16日)のヤンキース戦で、大差のついた9回に登板。ふわりとした山なりのボールを投げたが、これが48.7マイル(約78.4キロ)の超遅球だった。打者のDJ・ラメーヒューがスタンドまで運んだのだが、これは2008年以降、最も遅い球を打った本塁打に。実際の場面を米記者が動画付きで投稿。米ファンの驚きを誘っている。

ブルージェイズの内野手サンティアゴ・エスピナル【写真:AP】
ブルージェイズの内野手サンティアゴ・エスピナル【写真:AP】

2008年以降、最も遅い球を本塁打に

 米大リーグで衝撃の珍記録が生まれた。ブルージェイズの内野手サンティアゴ・エスピナルが15日(日本時間16日)のヤンキース戦で、大差のついた9回に登板。ふわりとした山なりのボールを投げたが、これが48.7マイル(約78.4キロ)の超遅球だった。打者のDJ・ラメーヒューがスタンドまで運んだが、2008年以降で最も遅い球を打った本塁打に。実際の場面を米記者が動画付きで投稿。米ファンの驚きを誘っている。

 打撃練習でもこんな遅いボールは見たことがない。3-19と大きなビハインドを背負う展開でブルージェイズが8回のマウンドに送ったのは内野手のエスピナル。先頭で対峙したのはルメーヒューだった。1ストライクからの2球目。48.7マイルのふんわりとした山なりのボールが内角に。ルメーヒューはしっかりと引きつけてから強振した。

 完璧に捉えた打球は大きな弧を描き左翼席へ。遅い球を打つ見本のような打撃だったが、MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー記者が注目したのはエスピナルが投げた球の速さだ。ツイッターで実際の映像を投稿するとともに、こう記している。

「DJ・ラメーヒューが、サンティアゴ・エスピナルの何の変哲もない48.7マイルの球をホームランにした。これはMLBが2008年に投球を詳しく分析するようになってから、最も遅い球を本塁打にした記録になった」

 2008年以降に生まれた本塁打の中で最も遅い球を打ったものだと伝えている。これに米ファンも驚愕。「下投げのようだ」「すごい山なりだ!」「打撃練習の直球は約60マイル(約96.6キロ)だよな」「ヤンキースの打撃投手だ」「48.7? すごいな!」「びっくりだ」「まじか(笑)」などと反響が書き込まれている。

 思わぬ記録を打ち立ててしまったエスピナルだが、続く打者に四球を出したものの残りの3人は飛球を打たせ、1回1失点で役目を果たしている。

(THE ANSWER編集部)

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