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ワンバン投球をフレーミング GG賞捕手の大胆アピールに米爆笑「努力は買わないと」

米大リーグの捕手が、完全なボール球をフレーミングした場面が話題となっている。9日(日本時間10日)のロイヤルズ戦で、インディアンスのロベルト・ペレス捕手がワンバウンドの球を捕球。その流れでミットをストライクゾーンにじっと構え、ストライクをアピールするかのような大胆なプレーを演じた。インディアンス公式が動画で公開すると、米ファンからは「この努力は買ってあげないと」「自分にはストライクに見えるぞ」などと反響が寄せられている。

インディアンスのロベルト・ペレス(右)【写真:AP】
インディアンスのロベルト・ペレス(右)【写真:AP】

さすがに無理のあるフレーミングに米注目「球審『分かったから早く』」

 米大リーグの捕手が、完全なボール球をフレーミングした場面が話題となっている。9日(日本時間10日)のロイヤルズ戦で、インディアンスのロベルト・ペレス捕手がワンバウンドの球を捕球。その流れでミットをストライクゾーンにじっと構え、ストライクをアピールするかのような大胆なプレーを演じた。インディアンス公式が動画で公開すると、米ファンからは「この努力は買ってあげないと」「自分にはストライクに見えるぞ」などと反響が寄せられている。

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 ストライクに見せるには、さすがに無理があったようだ。8回2死走者なしの場面。インディアンスのウィトグレンが投じた変化球は右打者の外角、ベース手前でワンバウンドする完全なボール球となった。これを捕手のペレスが左手を下から上に動かしてうまく捕球。しかし、ここからだ。そのまま自然な流れでスッ……とミットを外角低めのストライクゾーンに構えたのだった。

 きわどい球をストライクに見せかけるフレーミングの技術だが、ここまで大胆なものは珍しい。しかも、しばらく動かず、ストライクを“主張”したペレス。すぐにボールを交換しようとしていた球審は思わぬアピールにしびれを切らし、コツンと頭を小突いたほど。実際の動画を公開した「MLB JAPAN」公式ツイッターは「球審『分かったから早くしなさい』」と球審の心情を想像して文面につづっている。

 また、インディアンス公式ツイッターも「何でもフレーミング」との文面で動画を投稿。米ファンからは「やってはみたものの……」「フレーミングしちゃってるよ!(笑)」「ストライクには絶対にならないけど、笑えるよね」「自分にはストライクに見えるぞ」「この努力は買ってあげないと」「最高」などと反響が寄せられ、一連の動きが笑いを誘っていた。

 ペレスはプエルトリコ出身の31歳。17年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は控え捕手として銀メダル獲得に貢献し、昨季は正捕手としてシーズン捕逸ゼロを記録するなど、初めてゴールドグラブ賞を受賞している。

(THE ANSWER編集部)

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