「圧倒的なパフォーマンス」 大坂なおみ、79分の快勝劇をWTA絶賛「傑出したフォア」
テニスの4大大会・全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス準々決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同93位のシェルビー・ロジャース(米国)を6-3、6-4のストレートで下し、優勝した2018年以来、2大会ぶりの4強入りを決めた。わずか79分での圧勝劇を、女子テニス協会(WTA)は「圧倒的なパフォーマンス」と評価している。
今大会の台風の目、ロジャースをスタッツでも圧倒
テニスの4大大会・全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス準々決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同93位のシェルビー・ロジャース(米国)を6-3、6-4のストレートで下し、優勝した2018年以来、2大会ぶりの4強入りを決めた。わずか79分での圧勝劇を、女子テニス協会(WTA)は「圧倒的なパフォーマンス」と評価している。
強敵を次々と撃破し、ノーシードながら今大会の台風の目と見られていたロジャースを圧倒した。大坂は7本のエースを含む、24本のウィナーを叩き込んだ。特にサーブがキレキレ。ファーストサーブからのポイント獲得率は83%を記録。相手の66%を大きく上回った。またアンフォーストエラーもロジャースの27に対して、8に抑えた。
大坂自身も「今日はずっとポジティブにいられた。そして今日は本当に調子がよかった」と振り返った会心の内容。WTAの公式ツイッターも「ナオミ・オオサカが圧倒的なパフォーマンス。シェルビー・ロジャースを6-3、6-4で下す」と速報。また公式サイトでもショットの安定感を称え「傑出したフォアハンド」と拍手を送っている。
準決勝では世界ランク41位のジェニファー・ブレイディ(米国)と対戦する大坂。「本当に凄い選手。ショットにバラエティーがあるし、性格もいい。ベストを尽くします」と意気込んだ。全米、昨年の全豪に続く3度目のグランドスラム制覇は確かに視界に入っている。
(THE ANSWER編集部)